残さず味わう独活
「独活」と書いて「うど」。
一口でうどと言ってもこんな感じに分けられる。
1)地下などで遮光して作る真っ白い栽培種
2)ハウスや畑などで、ある程度日に当てて作る上部が緑の栽培種
3)山で育ったものを採取する全体的に緑の天然野生種
1はほぼ年中、2・3は「山うど」と呼ばれて春に販売されている事が多い。山菜では必要なことが多いアク抜きだが、1はほとんど不要、2も自分としては不要、3はさすがにアクが強めなので「お好み」で。
写真のは2。春に出回るハウス栽培ものでアク抜きはしていない。ウドのアクは毒じゃない。ある程度の独特の苦味・えぐ味は山菜の味わいだと思う。但し、人によってアレルギーが出るケースがあるので注意は必要。
a)上の穂先と下の茎、脇芽が出てる所で更に分け切り、皮を剥く。
b)しゃきしゃきの芯は短冊に切って、サラダや酢味噌和え、浅漬けで。
c)天ぷらも美味しいが、今回は剥いた皮や穂先を千切りにして、人参とえのき茸と一緒にきんぴらに。
皮には毛が沢山生えているが、これも炒めればしんなりする。気になる場合は皮を剥く前にタワシか包丁でこそげるといい。
d)見た目ちょっと人参多めだが、味はしっかり野性味溢れるうど味。
ほら、捨てるとこなし(^^)
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